タグによる動画ファイル管理ソフト「tagtools」

概要

動画ファイルの管理をフォルダ分けとファイル名だけで工夫してどうにかするのはもう限界に近いと思われるので、動画に関する情報をファイル名とは別に持つことで管理できるようにするツールです。
動画ファイルとセットで「.tag」ファイルを作ることで、販売元やシリーズ、出演者などの各種情報をキーにファイルを管理するとこができます。
.tagファイルはテキストファイルであり、手動でも作成することはできますが、ある特定分野に関しては拙作「JAVRename」を使用していただくと、生成処理を自動化することが可能です。

使い方

配布ファイルの中には以下の実行ファイルが含まれています。
TagExplorer.exe .tagエクスプローラ
ファイルを閲覧するためのメインツールです。「エクスプローラ」となっていますが、ファイラーではないのでファイルをコピーしたり削除したりという直接ファイルを操作する機能はついていません。
ビューとして「ファイルシステム」と「データベース」という2つの面を持っています。
ファイルシステムビューはその名の通り、ファイルシステム構造に従って.tagを操作していく画面となります。
フォルダ選択した結果発見された.tagファイルは、自動的にデータベースに登録されていきます。
データベースビューは、データベースに登録された情報をもとに.tagを絞り込んでいく画面となります。
ほかのツールの機能を大半内包していますので、基本的にはこのプログラムのみで事足ります。
tag2play.exe .tagプレイヤー
.tagファイルを引数として渡すと、.tagに登録されている動画ファイルを再生用プログラムに渡します。
tagbatch.exe .tagバッチ処理
.tagに含まれる情報を利用して、一連の処理をバッチ実行します。
「あるシリーズのタイトル前部を特定のジャンルとして登録する」「あるメーカーのタイトルの関連ファイルをすべて特定のフォルダに移動する」など、条件とアクションを一連で実行できます。
TagScan.exe .tagスキャナ
指定したフォルダ下の.tagを一括してデータベースに登録します。
tagedit.exe .tagエディタ
保存済みの.tagを編集します。

動作上の制限について

現在、以下の制限があります。
.tagは動画ファイルと同じフォルダに置く必要があります。
.tagが持つファイル情報は、意図してパスを含まないようになっています。そのため、動画(とパッケージ画像)は同じフォルダに存在する必要があります。
タグの置き換えは、データベースの情報を書き換えるだけなので、.tagは書き換わりません。
.tagを一括して置き換える場合は、バッチ処理が必要となります。 削除についてはデータベースビューで左側のツリーから「タグの削除」を実行すると、データベースに登録済みのタイトルについては一括して.tagを変更できます。
関連ファイルの移動をキャンセルした場合について
関連ファイルの移動処理を.tagエクスプローラまたは.tagバッチ処理から行っている途中にキャンセルをした場合、.tagに含まれるファイル情報と保存先フォルダが矛盾することになります。
その場合は.tagとファイルの保存フォルダをそろえてから、データベースに再登録してください。

ダウンロード

ファイル名更新日備考
tagtools.rar 2024/01/23
※右クリックして「名前をつけて保存」してください。そのままクリックすると圧縮ファイルの内容がそのまま表示される場合があります。

注意事項および免責

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